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日本の富裕層は前年比1.7%増の120万世帯、家計金融資産は前年比1.1%増の14.9兆ドル~BCG調査

世界の富裕層は1,790万世帯、家計金融資産は前年比5.3%増の166.5兆ドル
2021年までに、世界の家計金融資産の半分以上を、富裕層が保有すると予測 

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(本資料は、2017年6月13日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です)

ニューヨーク発、2017年6月13日 ―― 経営コンサルティングファームのボストン コンサルティング グループ(以下、BCG)は、2017年版グローバルウェルス・レポート「Global Wealth 2017: Transforming The Client Experience」を発表しました。日本の家計金融資産には、世界の他の地域と比較して以下のような特徴があることがわかりました。


●日本の富裕層が保有する家計金融資産の割合は、調査地域中最低の23%。家計金融資産の富裕層への集中度は低い

●2015年から2016年にかけての家計金融資産の増加率は、調査地域中日本が最も低く、1.7%増

●今後、2021年までの家計金融資産の増加額のうち、日本では既存資産の価値増大の占める割合が79%と、調査地域中最も高いと予測される


日本の富裕層は120万世帯、日本の富裕層が保有する家計金融資産の割合は23%。家計金融資産の富裕層への集中度は日本が最低


保有資産が100万ドルを越える富裕層世帯の数は、日本は前年比1.7%増の120万世帯、世界は1,790万世帯となりました(図表1:PDF参照)。

各地域の家計金融資産のうち、富裕層が保有する割合は日本で23%、世界全体では45%となり、家計金融資産の富裕層への集中度合いは、調査地域中日本が最も低いと推計されます。

世界的に、家計金融資産の富裕層への集中はさらに進み、2021年までに、世界の家計金融資産の半分以上を富裕層が保有することになると予測されます。


日本の家計金融資産の増加率は最も低く前年比1.1%増。今後の増加は既存資産のパフォーマンスに依存


世界各地の加速する経済成長と好調な株式市場に支えられ、2016年の世界の家計金融資産は前年比5.3%増の166.5兆ドルとなりました(図表2:PDF参照)。一方、日本の家計金融資産は14.9兆ドルとなり、増加率は調査地域の中で最も低い前年比1.1%増となりました。 

2021年まで世界の家計金融資産は年平均成長率6.0%で拡大を続け、223.1兆ドルに達すると予測しています。2016年から2021年にかけて増加する家計金融資産57兆ドルの内訳は、新しい資産の流入が49%、既存資産の価値増大が51%を占めると推計されます。一方、日本は今後のGDP成長の低さと高齢化により、新しい資産の流入への期待は低く、2016年から2021年にかけて増加する家計金融資産0.2兆ドルのうち、既存資産の価値増大によるものが79%と、既存資産のパフォーマンスへの依存度が調査地域の中で最も高くなると予測されます。


日本とアジア・太平洋地域の家計金融資産の合計は、2019年に北米を抜き世界最大に


家計金融資産の前年からの増加率は日本を除くアジア・太平洋地域が最も高く、9.5%となりました。しかしこの地域の増加率が二桁を割ったのは過去5年間では初めてで、中国経済の減速が主な要因と考えられます。今後もこの地域の家計金融資産の増加傾向は続くと考えられ、日本を除くアジア・太平洋地域の家計金融資産は、2017年末までには西欧を抜き、北米に次ぐ世界2位になると予測されます。2019年末までには、アジア・太平洋地域と日本の家計金融資産の合計は北米を抜き、世界最大になると予測されます。 


■調査レポート

Global Wealth 2017: Transforming The Client Experience


BCGでは、家計金融資産の規模、オフショア資産(税負担軽減などを目的に自国以外のオフショア拠点に預けられた資産)の規模、プライベートバンキング業務の動向などの分析をまとめたレポートを毎年発表しており、今回が17回目の調査となります。 


■日本における担当者

山井 康浩  パートナー&マネージング・ディレクター

東京大学教養学部卒業。マサチューセッツ工科大学経営学修士(MBA)。日本銀行、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て現在に至る。BCG金融グループのコアメンバー。   


■ 本件に関するお問い合わせ

ボストン コンサルティング グループ マーケティング 伊原・嶋津
Tel: 03-5211-0600 / Fax: 03-5211-0333 / Mail: press.relations@bcg.com 


過去の調査レポート:

2016年: プレスリリース / 調査レポート(英文)

2015年: プレスリリース / 調査レポート(英文)

2014年: プレスリリース / 調査レポート(英文)

ボストン コンサルティング グループ(BCG)について

BCGは、世界をリードする経営コンサルティングファームとして、政府・民間企業・非営利団体など、さまざまな業種・マーケットにおいて、カスタムメードのアプローチ、企業・市場に対する深い洞察、クライアントとの緊密な協働により、クライアントが持続的競争優位を築き、組織能力(ケイパビリティ)を高め、継続的に優れた業績をあげられるよう支援を行っています。 1963年米国ボストンに創設、1966年に世界第2の拠点として東京に、2003年には名古屋に中部・関西オフィスを設立しました。現在世界50カ国の90以上の都市に拠点を展開しています。

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