BCG decides to participate in "model business related to carbon footprint of products and services" | rectangle

BCG、「製品・サービスのカーボンフットプリントに係るモデル事業」参加企業を決定

環境省の委託を受け、参加企業のカーボンフットプリントの取り組みを促進

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2022年8月5日 ―― 経営コンサルティングファームのボストン コンサルティング グループ(以下、BCG)は、環境省から委託を受けた「令和4年度製品・サービスのライフサイクルを通じた温室効果ガス排出量算定・表示推進事業」において、「製品・サービスのカーボンフットプリントに係るモデル事業」への参加企業を決定いたしました。本事業では、我が国における製品・サービスのライフサイクルを通じた温室効果ガス排出量の算定・表示(CFP:カーボンフットプリント)の取り組みを促進するため、CFPの算定および表示・活用について先進的なロールモデルとなる企業を支援します。

1. 支援対象企業の決定について

2022(令和4)年6月27日(月)~7月22日(金)に参加企業を募集していた「製品・サービスのカーボンフットプリントに係るモデル事業」へ、7件の応募があり、業種、事業内容、本事業で取り組みたい内容、脱炭素経営の取り組み状況等を総合的に検討し、以下の参加企業を決定しました。

  • 株式会社コーセー
  • 東京吉岡株式会社
  • 明治ホールディングス株式会社
  • 株式会社ユナイテッドアローズ

2. 本事業の実施の趣旨・背景について(環境省)

2021(令和3)年6月に策定された「地域脱炭素ロードマップ」においては、国民が脱炭素に貢献する製品・サービスを選択できる社会を実現するとされています。その実現のためには、企業が個別の製品・サービスのCFP算定を行い、それを消費者に分かりやすく表示する取り組みを推進することが必要になります。
そのため、環境省では、令和4年度「製品・サービスのライフサイクルを通じた温室効果ガス排出量算定・表示推進事業」を実施し、CFPの算定および表示・活用について先進的なロールモデルを創出するとともに、その横展開と消費者の行動変容を目指します。

環境省プレスリリース
https://www.env.go.jp/press/109886_00001.html

■ 担当者

丹羽 恵久 マネージング・ディレクター & パートナー
BCGパブリックセクターグループ、気候変動・サステナビリティグループの日本リーダー。ハイテク・メディア・通信グループ、社会貢献グループ、および組織・人材グループのコアメンバー。
慶應義塾大学経済学部卒業。国際協力銀行、欧州系コンサルティングファームを経て現在に至る。

■ 本件に関するお問い合わせ

ボストン コンサルティング グループ マーケティング 直江・福井・天艸
Tel: 03-6387-7000 / Fax: 03-6387-0333 / Mail: press.relations@bcg.com

ボストン コンサルティング グループ(BCG)

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日本では、1966年に世界第2の拠点として東京に、2003年に名古屋、2020年に大阪、京都、2022年には福岡にオフィスを設立しました。