BCG Japanの原点

1966年、BCGは欧米系経営コンサルティングファームとして初めて日本に拠点を構えました。その実現を強く後押ししたのが、当時から日本企業研究の第一人者として知られたジェームズ・C・アベグレン博士でした。

アベグレン博士は、「終身雇用」「年功序列」「企業内組合」といった日本企業の特徴に着目し、その経営や組織のあり方に深い関心を寄せていました。日本企業を理解し、その強みに学ぼうとする姿勢が、BCG Japanの原点にあります。

日本企業と世界をつなぐ

BCGは、ブルース・ヘンダーソンのもと、企業経営に「戦略」という視点を持ち込み、さまざまな経営コンセプトを世に問うてきました。そのいくつかは、日本企業の成長や競争のあり方とも深く結びついています。

たとえば、エクスペリエンス・カーブ(当時の論考では「エクスペリアンス・カーブ」と表記)は、市場シェアの拡大が累積経験の蓄積を通じてコスト低下につながることを示し、当時の日本企業のシェア重視の戦略を理解するひとつの視点となりました。1980年代にジョージ・ストークらが提唱した「タイムベース競争」も、日本企業の競争力を読み解くうえで重要な考え方です。

同時にBCG Japanは、「展望」シリーズ、レポート、出版活動などを通じて、グローバルで培われた知見や新しい経営の考え方を日本に紹介してきました。日本企業から学び、世界の知見を日本の経営に届ける。その循環が、BCG Japanの活動のひとつの軸となってきました。

当時「展望」で紹介された代表的なコンセプトや、経営者向けの論考をこちらからご覧ください。

BCG Japanの60年

BCG Japanの60年をスライドショー形式で振り返ります。

新たな時代へ――明確な戦略を、AIで実現する

高度経済成長、バブル経済とその崩壊、長期にわたる停滞、グローバル競争の激化——時代とともに支援のあり方は変わり、私たち自身も変化を重ねてきました。AIが事業環境を塗り替えつつあるいま、BCGは企業の大きな志をAIの力で確かな成果につなげることに取り組んでいます。世界を前進させる人や組織の潜在能力を解き放つ、というパーパスを軸に、これからも日本企業とともに歩みを進めていきたいと考えています。