image-2-revised_tcm56-249157.jpg

BCG Digital Venturesが出資するOnedot株式会社が総額10.5億円の資金調達

印刷用PDFはこちら

中国にて育児動画メディア「Babily(ベイビリー、中国名”贝贝粒”)」を展開する(※1)Onedot株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:鳥巣知得)は、ユニ・チャーム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:高原豪久)とボストン コンサルティング グループ(東京都中央区、以下、BCG)及びBCG Digital Ventures(東京都渋谷区、マネージング・ディレクター&パートナー ジャパンヘッド:平井陽一朗)が共同プロジェクトを経て出資し、立ち上げた企業です。
この度、Onedot株式会社は、経営の独立性を高め、事業に関する意思決定の迅速化とさらなる経営リソース投下を推進するため、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社、日本生命保険相互会社、住友商事株式会社、みずほキャピタル株式会社、BCGなどを含む7社及び経営陣を引受先として総額10.5億円の第三者割当増資を実施することに合意しました(※2)ので、お知らせ致します。

Onedot株式会社 代表取締役CEO 鳥巣知得氏のコメント

今回の資金調達により、「Babily」の成長加速に向けたアプリ及びコンテンツ開発やマーケティング投資の拡大を行い、中国での No.1育児プラットフォームとなることを目指します。また、日本及び中国における事業開発人材の採用強化やソリューション拡充により、育児のみならず女性・家庭向けを含む幅広い領域で、企業様の中国向け事業やマーケティング展開における協業体制も強化してまいります。

BCG Digital Ventures マネージング・ディレクター&パートナー ジャパンヘッド 平井陽一朗のコメント

Onedotは、BCGDV東京拠点の設立直後にユニ・チャーム様との共同プロジェクトを通じて産声を上げました。Onedotの創業に関わった者として、同社が更なる飛躍への体制を整えたことを感慨深く思います。Onedotは最新のクリエイティブや技術に関する知見を活用し、現代の子育てや家庭生活に最適なサービスを提供することで社会に貢献して参りました。新型コロナウイルスの環境下において、育児に関わるオンラインサービスの重要性はさらに高まると感じております。今回の出資を機に、Onedotの成長の加速に寄与できることを嬉しく思っています。

■ Babily(ベイビリー、中国名”贝贝粒”) について

「Babily(贝贝粒)」は、「世界中の子供と家族を笑顔に。」をコーポレートミッションに、育児ノウハウ、離乳食のレシピ、マタニティヨガの方法、絵本や幼児教育の紹介、家族のお出かけ先情報などを、スマートフォンでも見やすい1分動画で制作・配信している育児メディアです。主に中国のソーシャルメディアや動画プラットフォーム、及びミニプログラム(※3)の仕組みを使った自社アプリにて展開しています。1,500万以上のユーザー(※4)を抱え、中国の各種ソーシャルメディアランキングにて、育児/親子領域でNo.1メディアに選出されています。

【Babily(ベイビリー、中国名”贝贝粒”)関連Webサイト】
https://babily.com/
https://weibo.com/babilyofficial (微博)
https://www.instagram.com/babilyjp/ (Instagram、日本向け)

■ Onedot株式会社について

Onedot (http://babily.com) は、ユニ・チャーム株式会社とBCG Digital Venturesが共同プロジェクトを経て立ち上げた企業です。「世界中の子供と家族を笑顔に。」をコーポレートミッションとして、2017年より育児メディア「Babily」事業ならびに、中国向けデジタル戦略・マーケティング支援事業を主力事業として展開しています。

■ BCG ならびに BCG Digital Ventures について 

BCGは、ビジネスや社会のリーダーとともに戦略課題の解決や成長機会の実現に取り組んでいます。BCGは1963年に戦略コンサルティングのパイオニアとして創設されました。今日、BCGの支援領域は、変革の推進、組織力の向上、競争優位性構築、収益改善をはじめとしてクライアントのトランスフォーメーション全般に広がっています。
BCGのグローバルで多様性に富むチームは、産業や経営トピックに関する深い専門知識と企業変革を促進する洞察を有します。これらに加え、テクノロジー、デジタルベンチャー、パーパスなどの各領域の専門組織も活用し、クライアントの経営課題に対しソリューションを提供します。経営トップから現場に至るまで、BCGならではの協働を通じてクライアント組織に大きなインパクトを生み出しています。
日本では、1966年に世界第2の拠点として東京オフィスを、2003年には名古屋に中部・関西オフィスを設立しました。

BCG Digital Venturesは、大企業と共にデジタル領域のイノベーションを創出することに特化した組織です。デジタルやデザインの領域における深い知見と、BCGの企業経営や産業に関わる広範な専門知識を相乗的に活用して、グローバルに事業を展開しています。

※1:Onedot及び、100%子会社である上海万粒網絡科技有限公司(本社:中国上海市、董事長CEO:鳥巣知得)を通して提供 
※2: 6月中旬の払込みを予定
※3: WeChatやAlipayなどのアプリの中で動くアプリ内アプリ。iOSアプリやAndroidアプリを持たずに、自社の好きな仕様でアプリサービスを開発・運用可能
※4: 微博、抖音、小红书、微信、秒拍、美拍、今日头条、土豆、Youku、網易、Tencent Video等、40以上のSNSや動画プラットフォーム上でのフォロワーやファンの合計数

■ 本件に関するお問い合わせ
ボストン コンサルティング グループ マーケティング 直江
Tel: 03-6387-7000 / Fax: 03-6387-0333 / Mail: press.relations@bcg.com

BCG Digital Ventures 浅沼・中根
Tel: 03-6277-2944 / Fax: 03-6277-2954 / Mail: DVinfoTOK@bcgdv.com
 
 

ボストン コンサルティング グループ(BCG)

BCGは、ビジネスや社会のリーダーとともに戦略課題の解決や成長機会の実現に取り組んでいます。BCGは1963年に戦略コンサルティングのパイオニアとして創設されました。今日私たちは、クライアントとの緊密な協働を通じてすべてのステークホルダーに利益をもたらすことをめざす変革アプローチにより、組織力の向上、持続的な競争優位性構築、社会への貢献を後押ししています。

BCGのグローバルで多様性に富むチームは、産業や経営トピックに関する深い専門知識と、現状を問い直し企業変革を促進するためのさまざまな洞察を基にクライアントを支援しています。最先端のマネジメントコンサルティング、テクノロジーとデザイン、デジタルベンチャーなどの機能によりソリューションを提供します。経営トップから現場に至るまで、BCGならではの協働を通じ、組織に大きなインパクトを生み出すとともにより良き社会をつくるお手伝いをしています。

日本では、1966年に世界第2の拠点として東京に、2003年に名古屋、2020年に大阪、京都、2022年には福岡にオフィスを設立しました。