Global Asset Management 2020: Protect, Adapt, and Innovate

世界資産運用市場: 2019年末の預り資産額は前年比15%増、日本は12%増。2020年は先行き不透明~BCG調査

危機を乗り越え、さらなる成長を目指すには抜本的な改革が必要

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(本資料は米国で発表された報道資料の抄訳です) 

ボストン発、2020年5月19日 ―― 経営コンサルティングファームのボストン コンサルティング グループ(以下、BCG)は、グローバルアセットマネジメント・レポートの2020年版「Global Asset Management 2020: Protect, Adapt, and Innovate」(以下、レポート)を発表しました。

2019年末の世界の運用預り資産額は前年比15%増の88.7兆ドル、日本では12%増 

2019年末の運用預り資産額は88.7兆ドルと推計され、2018年の76.9兆ドルから15%の増加となりました(図表)。調査対象のほぼすべての地域で2桁の増加が見られ、日本でも12%増を記録しました。主な要因は市場の好調なパフォーマンスだったと調査チームでは分析しています。新規流入資金は、年初の運用預り資産の3.4%と推計され、2018年の同1.2%を大きく上回りました。

オルタナティブ商品には今後中期的に資金が流入

アクティブ商品からパッシブ商品へという長期的トレンドは持続しています。一方で、今後、中期的に資金流入が見込まれるのはオルタナティブ商品です。2019年末にはオルタナティブ商品の預り資産額は前年から13%拡大しました。これにより預り資産額ベースのシェアは16%となりましたが、手数料におけるシェアは46%に上ると推計されます。レポートではオルタナティブ商品の運用預り資産は2024年にかけて年平均成長率4%のペースで拡大を続け、手数料シェアは49%に上昇すると分析しています。

危機を乗り越え、さらなる成長を目指すには抜本的な改革が必要 

運用会社は、新型コロナウイルス感染拡大による経済の混乱を生き抜き、危機後により強い企業としてのポジションを築くために、多くの側面で打ち手を講じる必要があります。レポートでは、30日まで、90日まで、180日までという3つの局面に分け、運用会社のゲームプランを提示しています。 

レポートではさらに、パフォーマンスやコストといったこれまでの競争優位性に加え、今後は優れた顧客体験を通じた販売における優位性が新たな流れとなると指摘し、5つのベストプラクティスをあげて解説しています。

調査資料 

Global Asset Management 2020: Protect, Adapt, and Innovate」  

■ 日本における担当者   
Katsuyoshi Kurihara マネージング・ディレクター & パートナー 
BCG金融グループ、保険グループ、およびコーポレートファイナンス&ストラテジーのコアメンバー。
東京大学経済学部卒業。株式会社大和証券グループ本社、外資系コンサルティングファームを経て現在に至る。

■ 本件に関するお問い合わせ 
ボストン コンサルティング グループ マーケティング 直江・嶋津・福井 
Tel: 03-6387-7000 / Fax: 03-6387-0333 / Mail: press.relations@bcg.com

ボストン コンサルティング グループ(BCG)

BCGは、ビジネスや社会のリーダーとともに戦略課題の解決や成長機会の実現に取り組んでいます。BCGは1963年に戦略コンサルティングのパイオニアとして創設されました。今日、BCGの支援領域は、変革の推進、組織力の向上、競争優位性構築、収益改善をはじめとしてクライアントのトランスフォーメーション全般に広がっています。

BCGのグローバルで多様性に富むチームは、産業や経営トピックに関する深い専門知識と企業変革を促進する洞察を有します。これらに加え、テクノロジー、デジタルベンチャー、パーパスなどの各領域の専門組織も活用し、クライアントの経営課題に対しソリューションを提供します。経営トップから現場に至るまで、BCGならではの協働を通じてクライアント組織に大きなインパクトを生み出しています。

日本では、1966年に世界第2の拠点として東京に、2003年に名古屋、2020年には大阪、京都にオフィスを設立しました。

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