BCG、環境省「GHG排出削減計画策定ガイドブック」の取りまとめを支援

脱炭素社会の実現のために、企業が成長戦略としてのGHG(温室効果ガス)排出削減計画を策定するためのガイドブックを公表

印刷用のPDFはこちら

2021年3月12日 ―― 経営コンサルティングファームのボストン コンサルティング グループ(以下、BCG)が作成を支援した「SBT(注1)等の達成に向けたGHG排出削減計画策定ガイドブック」が、3月11日環境省より公表されました。

ガイドブックは、日本社会の2050年までのカーボンニュートラルの実現に向け、企業によるGHG排出削減計画策定を後押しすることを目的として作成されました。企業の経営者やそれを支えるリーダーに向けて、成長戦略としての排出削減計画を策定する方策を紹介しています。脱炭素経営を目指す多くの企業の皆様に参考にして頂ける内容となっています。

BCGは、環境省から「令和2年度SBT達成に向けたCO2削減計画策定マニュアル作成事業等委託業務」を受託しました。本事業では、モデル企業の排出削減計画の策定をBCGが支援し、その取り組みを通じて得られた知見等をガイドブックとして取りまとめました。本ガイドブックは、3月11日開催の環境省・CDP共催「サプライチェーン・アジア・サミット2021」にて、笹川博義 環境副大臣より発表されました。ガイドブックは、環境省のウェブサイト(以下のURL)に掲載されています。

BCGは、今後とも日本社会のカーボンニュートラルの実現やパリ協定の目標達成等への貢献を目指すと共に、日本企業の脱炭素経営を通じた成長を支援していきます。

(ガイドブック掲載URL)
環境省ウェブサイト
http://www.env.go.jp/earth/datsutansokeiei.html

注1:Science Based Targets (SBT) パリ協定に整合した、科学的根拠に基づいて設定された温室効果ガス排出削減目標

■ 担当者

丹羽 恵久 マネージング・ディレクター & パートナー
BCGパブリック・セクターグループの日本リーダー。
慶應義塾大学経済学部卒業。国際協力銀行、欧州系コンサルティングファームを経て現在に至る。

■ 本件に関するお問い合わせ

ボストン コンサルティング グループ マーケティング 直江・嶋津・福井
Tel: 03-6387-7000 / Fax: 03-6387-0333 / Mail: press.relations@bcg.com

ボストン コンサルティング グループ(BCG)

BCGは、ビジネスや社会のリーダーとともに戦略課題の解決や成長機会の実現に取り組んでいます。BCGは1963年に戦略コンサルティングのパイオニアとして創設されました。今日私たちは、クライアントとの緊密な協働を通じてすべてのステークホルダーに利益をもたらすことをめざす変革アプローチにより、組織力の向上、持続的な競争優位性構築、社会への貢献を後押ししています。

BCGのグローバルで多様性に富むチームは、産業や経営トピックに関する深い専門知識と、現状を問い直し企業変革を促進するためのさまざまな洞察を基にクライアントを支援しています。最先端のマネジメントコンサルティング、テクノロジーとデザイン、デジタルベンチャーなどの機能によりソリューションを提供します。経営トップから現場に至るまで、BCGならではの協働を通じ、組織に大きなインパクトを生み出すとともにより良き社会をつくるお手伝いをしています。

日本では、1966年に世界第2の拠点として東京に、2003年に名古屋、2020年に大阪、京都、2022年には福岡にオフィスを設立しました。