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コーポレート・ディベロップメント

配当政策の再考

Gerry Hansell Eric Olsen

多くの企業が企業価値創造の最も大きな要因である「ファンダメンタルズ」(企業の基礎的な経済価値)の向上を実現してきましたが、企業の本来の価値を市場での評価に反映させるためには、これだけでは十分とは言えません。

本稿では配当政策について考えます。経済環境の大きな変化のなかで、配当政策は企業価値を創造するうえで軽視できない要因となっています。配当や増配を行なうか否かは各企業の状況次第ですが、配当方針の再考は、フリー・キャッシュフローの活用のしかたや、中核をなす株主の特性、投資家に対するコミットメントを考えることにつながります。

本レポートは英語版もあります