未来に向けたトランジション――新任CFOが描くビジョンとロードマップ

CFO（Chief Financial Officer）という役職が広く日本に紹介された2000年当時から、CFOにとって重要なアジェンダは大きくは変わっていません。経理・財務組織がそうした長期的な重要アジェンダにしっかりと取り組むためには、新任CFOが就任後の「トランジション」の期間に、過去の文脈から現在を正しくとらえ未来につなぐために限りある時間を有効に活用し、それにより組織としての変化を積み上げていくことが重要です。この論考集には、新任CFOが最初の90日、そして1年の間にそれぞれ何をすべきかを考察する論考を収録しています。

本稿は英文版もあります