書籍 『BCGプライシング戦略 価格でビジネス・市場・社会を進化させる』 (阿川大、紀平啓子 監修、渡部典子訳) 2025年10月29日発売

プライシングは企業の業績に直結する重要な戦略レバーですが、多様かつ複雑で、全体像を理解した上で必要な組織能力を構築していくことは容易ではありません。本書は、戦略的なプライシングの枠組み・手法を統合的に整理する「プライシング・ヘキサゴン」という考え方で7つのプライシング・ゲームを定義し、それぞれの特性と戦い方を解説します。BCGの数多くの支援経験を基にB2B、B2Cを含むさまざまな業界の事例をまじえ、理論と実践の両面から考察します。世界の経営リーダーの注目を集めてきた原書を翻訳・再編集しました。

主な内容:
序章 “プライシング”の常識を再定義する

PART 1 プライシング戦略の全体像を理解する――プライシング・ヘキサゴンの仕組み
3つの情報源/4つの経済的視点/7つのプライシング・ゲーム/6つの市場の潮流/
7つの組織部門/プライシング・モデルの3要素

PART 2 “プライシング”の技法を体系的に習得する――7つのプライシング・ゲームで勝つ方法
バリュー・ゲーム/ユニフォーム(一律価格)・ゲーム/コスト・ゲーム/パワー・ゲーム/
カスタマイズ・ゲーム/チョイス(選択肢)・ゲーム/ダイナミック・ゲーム

PART 3 プライシングの変革で成長を加速する――ゲームチェンジャー企業への進化
イノベーションの値付け/XaaSモデルの導入/AIの活用/販売チャネルの見直し/
スケールメリットの追求/無料の使い方

PART 4 “プライシング”を通じて社会を変える――より大きなゲームチェンジの考え方
プライシングで、フェアな社会を実現する/プライシングで、疾病を撲滅する/プライシングで、気候変動の進行を食い止める/プライシングで、ソーシャルインパクトを拡大する

(東洋経済新報社)

詳しくはこちらをご覧ください

原書:Game Changer: How Strategic Pricing Shapes Businesses, Markets, and Society